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ブラピとレオが共演、タランティーノ監督のハリウッド新作映画封切!

のだめカンタービレ

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

「Once upon a time in Hollywood」

原題そのままのタイトルで、2019年8月30日に公開されたタランティーノ監督の新作映画。

全米では、7月26日封切りだったので、一足先に、観てきましたよ!

来週末、もう一度観に行く予定なので、何度かに分けて、感想などをお話したいと思います。

ブラピとレオ、絶妙なコンビのキャラクター

2時間39分という長編なのに、「え?これで終わり?」

というほど、あっと言う間に終ってしまいました。

まず、第一声は、

「とにかくブラッド・ピットがかっこいい!」

今年56才になるブラッド、ここのところ、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚問題や、親権争いなどで、すっかりげっそりしてしまったブラッド、この映画のために、きっちりと鍛えなおし、素晴らしい体を作り上げました。

映画中、TVアンテナを修理するために屋根に上がったブラッド演じるクリフ・ブースが、おもむろにシャツを脱ぎ捨てるのですが、その筋肉美に、思わず「お~~」

普段は、あまりイケメンとか筋肉美とか、外見にさほど興味を持たないほうなのですが、

なんでしょう、やっぱり、ブラッドはかっこいい!

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのテーマは

ある評論家は、この映画を、タランティーノ監督の、「60年代LAに宛てたラブレター」だと評していました。

50年代、60年代と、TV黄金時代を謳歌したスター俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、ずっと彼のスタントマンを請け負ってきた親友でもあるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。

時代の流れと共に、落ちぶれていくダルトンは、悩み、お酒におぼれ、やりたくもない役を演じたり、好きでもないマカロニ・ウェスタンに出演するためにイタリアに旅したりと、悪戦苦闘しますが、イタリアで出会った女性と結婚し、LAに戻ってきます。それを機に、長年苦楽を共にしたクリフも、お役目終了となるのでした。

そしてお別れの酒を酌み交わしたあと、ハリウッド・ヒルズにあるダルトンの自宅に戻ったふたりに、とんでもない出来事が・・・。

 

と、ストーリー自体は、思い返してみると、深いのか浅いのか??という感じもするのですが、

何と言っても舞台が馴染み深いLA。

ハリウッド、べバリーヒルズ、ウェストウッド、

69年が舞台なので、フリーウェイを走る車も全部クラシックカー。

 

それでも、当時から変わらず、

今もウェストウッドのランドマークであるFoxシアターや、

海からダウンタウンまで続く、ウィルシャー・ブルバード、

懐かしい風景が、次々とスクリーンに流れ、

まるで、当時のハリウッドに自分が立っているような気にさえなったのでした。

 

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タランティーノ映画ならではの面白み

1969年のアメリカは、ヒッピー全盛期でもありました。

フラワーチャイルド、バークレー大学の学生運動、そして、

ウッドストック・フェスティバル。

そういったイメージが強いのですが、

特にこの年を衝撃的にしたのは、チャールズ・マンソン・ファミリーが引き起こした事件。

これが、一夜にして、ヒッピー・ムーブメントをある意味終結へと追いやったのでした。

 

今、60歳代後半の人で、ようやく記憶にあるか、という時代。

ほとんどの人には、ピンとこないかもしれません。

けれども、この事件は、アメリカ全土を震わせる、誰もが思い出したくもない、

アメリカのダークな歴史の1ページとなったのです。

 

タランティーノ監督は、この映画の中で、マンソン・ファミリーの存在、現実に殺害されてしまった女優、シャロン・テイトらを登場させるのですが、展開は、事実とは裏腹に、ある意味ハッピーエンド。

それが、タランティーノ監督の69年への追悼、儚い夢、そして希望だったのかもしれません。

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの興味深い点は

一度映画館で観ただけなので、

まだまだ記憶もあいまいで、ストーリーも把握できていないので、

印象だけ、なのですが、

 

この映画、観ている人の期待、というか予想を裏切る場面が多かったように思います。

ネタばれになってしまうので、詳しくは書きませんが、

「きっとこの人たちは、xxに違いない」

と思わせておいて、実際は、

「あ~よかった、そうじゃなかったんだ・・・」という結果だったり、

 

「ああ、xxしてしまったんだ・・」と見せかけて、

実は、「えええ、xxじゃないか!」となったり。

 

それが、どれも、あ~よかった、という展開で監督の思いやりを感じるというか。

そして、最後のブラッド演じるクリフが、愛犬ブランディと大活躍するシーンは、

タランティーノ監督らしい演出、でも、「キルビル」の時のような、残酷さはなくて。

 

思わず笑えるシーンもたくさんあって、とにかく集中しっぱなしの2時間39分でした。

続きは2度目を観たあとで・・・

ということで、

今回は、Once upon a time in Hollywood,

一回目の視聴で、印象をもとに、少しお話してみました。

今週末、もう一度観て、背景なども、もう少し勉強してみて、

さて、どう感じるか、楽しみです。


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