スポンサーリンク
言葉を学ぶ能力
新しい言語を学ぶ能力は、
個人差こそあれ、
12-15才くらいでピークに達し、
その後は年齢と共に降下していくようです。
私は、
長年アメリカに暮らしていますが、
今までに数えきれないくらいの子供たちが、
英語能力ゼロの状態でアメリカにやってきて、
半年もしないうちに、
完璧な発音で
同年代の子供たちと
同等の英語力を習得しているのを見てきました。
小学校では、
外国人向けに、
英会話補修授業を提供している学校もありましたが、
特に何もしなくても、
普通に学校に通い、
クラスメートと交流していくうちに、
ほとんどの子供たちは、
流ちょうに英語を話すようになります。
これは、
10代前半までの子供たちの脳が、
論理よりも
感性で学ぶ力が優れているからだそうで、
残念ながら
大人の場合には、あてはまりません。
ですから、
ただひたすら
英語に浸る環境に身を置くだけでは、
子供たちのように
英語力を身に着けることはできないのです。
スポンサーリンク
通じる英会話への早道
では、
どうすれば通じる英会話を身に着けることができるのか?
私は、
語学専門家でもなければ、
教える立場でもありません。
ですが、
自分自身、
語学習得能力のピークを越えてから
英語圏に暮らし始めたので、
色々と苦労もしました。
苦労している人をたくさん見てきました。
そして今思うのは、
少しでも早く、
通じる英会話を学びたいのであれば、
言葉というものを、
コミュニケーションの道具にすぎないと
割り切ることだということです。
当たりまえじゃん!
って言われるかもしれませんが、
この道具もピンキリで、
文学レベルの完璧な英語を使いこなす人から、
ブロークンで、
言いたいことを伝えるのも精一杯
という人まで、
これは外国人に限らず、
英語を母国語とする人たちの中にも存在するのです。
でも、
とりあえず、
最低限、
言いたいことを伝えたい、
というのであれば、
文法や難しい言い回しに拘らず、
ワンパターンでもいいから使いこなす、
相手に聞いてもらえるような話し方、
相手がわかりやすく話してくれるように持っていく方法、
そういったテクニックを学ぶほうが、早道です。
難しいことは、
そのあとに、
少しずつ、
積み重ねていけばいいのです。
とりあえず、
会話が続くように、
コミュニケーションが成り立つように、
それが最優先です。
スポンサーリンク
通じる英会話の秘訣その①
**大きな声ではっきり話す**
それって英会話と関係あんの?
って言われそうですが、
実は、
これが、
まず最初におススメする秘訣なんです。
日本では、
能ある鷹は爪を隠す
なんて言われるほど、
奥ゆかしさが尊重され、
目立ちたがりは
敬遠されたりします。
でも、アメリカは、一様に、
目立ったほうが勝ち!
という意識があるようです。
会話でも、
とにかく大きな声で、
ひとこと何か言えば、
みんなは、とりあえず、
注目します。
能があっても
爪を隠していたら、
一生だれも
相手にしてくれません。
私はもともと無口なほうで、
会話でも、聞き手に立つことが多いのですが、
時々何か言いたいことがあっても、
みんなの声の大きさとスピードの速さで、
割り込む余地なし!
ということが多々ありました。
人の注意を引くにはどうすればいいのか、
会話している人たちの様子を観察してみました。
すると・・・
声のデカいやつが有利だ!
という結論に達したのです。
3人くらいの集まりなら
まだいいのです。
それぞれが、全員の目を見渡しながら
話すこともできます。
でも
5人以上になったら、
とにかく自分が言いたいことを
喋りまくることに夢中で、
誰も、
黙っている人に
救いの手をさしのべてはくれません。
そこで!
口を挟むだけの英語力がまだない間は、
声のでかい聞き手になろう!
「Really?!」りりぃ?←最初の「り」はRなので、ルィに近い
(ほんと!?)
「Wow! That’s great」ワォ!ダッツグレイ!(このレもR音)
(わぁ、すごい)
「You are so funny!」ユアーソーファニィ!
(あんたって面白いね)
といった短い合いの手を、
でかい声で入れるのです。
そうすると、
話している人は、いい気分になって、
あなたの目を見て喋るようになるでしょう。
もちろん、内容がわかっていないのに、
合いの手を入れるのは危険です。
でも、会話を楽しんでいますよ~
というアピールは、大切です。
とりあえず、
大きな声ではっきり話す。
自分の存在をアピールする。
これを、まず最初に心がけましょう。
ということで、
今回の通じる英会話の秘訣は、
「大きな声ではっきり話すこと」
でした。
注:通じる英会話の内容は、私が自分で学んだり感じたりしたことをもとに書いている、体験談です。人や場所、環境によって、現実は様々ですので、鵜呑みにせず、ケースバイケースで判断し、皆さんそれぞれに学んでいってくださいね。
スポンサーリンク