LAレイカーズのスター、コービー・ブライアントがヘリ事故
NBA・ロサンゼルス・レイカーズで、20年間、プロバスケットボール選手として、
数々のスーパー記録を生みだした、コービー・ブライアント氏(1978年8月23日生・41歳)が、
米日時、1月26日2020年午前10時頃、
彼の主宰するマンバ・スポーツアカデミーで開催されるバスケットボールのイベントに参加するため、
オレンジカウンティの自宅から、プライベートヘリで飛行中、
LAダウンタウンから30マイルほど西の、サンタモニカ・マウンテン・カラバサス近辺で、
山斜面に激突し、帰らぬ人となった。
搭乗していた9名全員が死亡するという悲惨な事故となった。
コービーは、現役カリア20年に渡り、
ダウンタウンのレイカーズ・スタジアムで試合が行われるときには、
ヘリコプターを利用して、通勤していた。
事故の犠牲となった搭乗者は、コービーと、13歳の娘ジアナ、
同じくイベントに参加する予定だった友人家族、
コーチとその家族、そしてパイロットの9名。
当日、ロス近辺は、通常より深い霧に覆われており、
ベテランパイロットは、計器飛行に変更する旨を管制塔に知らせていたが、
十分な高度がなかったため上昇中、何等かの理由で、再び下降し、
小高い山の斜面に激突したとみられている。
詳しい状況は、今後、追って発表されることになる。
SNS,TV速報、すべてが、この悲しいニュースを報じ、
事故当日夜に開催されたグラミー賞授賞式のステージでは、
アリーシャ・キーを始め、多くのアーティストが、
コービーに追悼の意を表し、瞑目の時間を持った。
コービーは、高校卒業後、レイカーズに入団。
18歳から、その天才的なプレイを披露し、
当時のレイカーズで、シャック(シャキール・オニール)との名コンビで、
レイカーズを、NBAトップの座に導いた名プレイヤーだ。
彼の活躍を、キャリアを通じて応援してきたファンとして、
41歳という若さで、突然の別れを告げなければならないのは、
無念としか言いようがない。
犠牲者となった、コービーを含む9名の方々のご冥福をお祈りします。