Hawaii・ハワイ

bikiでハワイ・レンタル自転車おすすめコース:カカアコとアラモアナ

bikiレンタル自転車

Biki・レンタル自転車で、ホノルルのアラモアナ近辺からカカアコまで

 

bikiレンタル自転車

ホノルルの街にすっかり馴染んだレンタル自転車biki。

このようなドック(ステーション)の数も増えて、今では、

ワイキキ近辺から気軽にスタートできるようになっています。

 

今回は、歩きやシャトルではなかなかできないルートで、ワイキキからアラモアナ、カカアコ界隈を回ってみます。

 

ワイキキでBikiバイクをレンタルしたら、まずは、

➡カラカウア通りからアラモアナ通りへ(ダイアモンドヘッドを背にして、アラモアナショッピングセンター方面へ)向かいます。

カラカウアがアラモアナ通りにあたったらです)

アラモアナ通りの橋を越えたらすぐに左手にパークに入っていく道がありますので、そこに突入。

駐車場になっていて、左端は運河・カヤックやボートが見えたりします。

その水際を海に向かってまっすぐまっすぐ、駐車場が終わっても水際をまっすぐ・・・

突き当たったところが、「マジックアイランド」と呼ばれているラグーン、白砂ビーチです。

マジックアイランド

見回すと、散歩する人、沖合にはサーファー、そして彼方にはダイアモンドヘッド。そしてマジックアイランドの湾・ビーチがきれいな弧を描きます。

アラモアナ通りから入って、マジックアイランドのあたりを一周するというコースは、ローカルの散歩ルートとしても人気があります。

早朝が、とても気持ちいいので、Bikiで行くときも、できるだけ早い時間のスタートをおすすめします。

 

 

水際まっすぐ突き当りマジックアイランドの突き当り。

左にダイアモンドヘッド、

右にはアラモアナパークからカカアコ、

夕日もきれいに眺められるスポットです。

 

 

 

マジックアイランド堤防

突き当りにある堤防では、釣りを楽しむ人の姿がちらほら。

堤防には、釣り竿を突き刺すホールまでついていて便利。

けっこう大きな魚が釣れるみたいですね。

 

 

 

 

マジックアイランド

⇐突き当りから街のほうを見渡すとこんな感じ

舗装された散歩道がくるりと回っているので、どこを通ってもOK.

芝生は、行かないほうがいいです。ペダル大変なので。

ここには、お手洗いもあります。

 

 

 

マジックアイランド

マジックアイランド、水がとてもきれいです。

小さい魚もけっこういますが、スノーケルをするほどではないかな。

 

 

 

 

 

 

マジックアイランドのあとは、アラモアナパーク内をさらに西へ


地図で見ると、こんな感じです。

右手のワイキキから、アラモアナ通りを走って、右側にはアラモアナショッピングセンター、ちょうどそのお向かいが、アラモアナビーチパーク、細長いグリーンのところです。

最初に自転車で橋を渡りましたが、渡って間もなく、左側にハーバー、そしてアラモアナパーク最初の入り口がありますので入っていきます。

ハーバーを左に見ながら、水際をまっすぐ奥まで走った突き当りが、マジックアイランドです(赤印の所)。

マジックアイランドをくるりと回って、今度は、アラモアナパーク内、ビーチ際や、道路側に、歩道がありますので、それでアラモアナパークの端っこまで走ってみましょう。

パークの中には、L&Lというローカルのバーベキューショップが2件入っています。それ以外に、パーク内に自販機などはありませんので、出発前に水ボトルとか持参するといいですね。

アラモアナパーク内のレイク

パークの中に、レイクがあって、橋がかかっていたりします。

歩くとけっこう広さのあるパークですが、自転車なら、隅々まで見て回れるので、普段は車窓から見ている景色を、じっくりと立ち止まりながらご覧ください。

 

 

 

 

アラモアナ通りと並行して川が流れています。この川には、びっくりするくらいたくさんの魚が群れをなして泳いでいます。

黒っぽい魚で、ティラピアだと聞いたこともあるけれど、

たまに釣っている人もいますが、食べるのはどうかと・・・

 

 

 

 

フィッシングボート、ツアーボートが並ぶケワロハーバー

アラモアナパークの端っこまで来たら、またアラモアナ通りにいったん出ます。

すぐまた左に、ボートや車が停まっているハーバーが見えるので、その中を走ることもできます。

フィッシングツアーやカタマラン、ダイビングツアーなど、小さめのボートがたくさん停まっていて、それぞれのツアー受付ブース・小屋が立ち並んでいます。

いろんなフィッシングボートやツアーボートを見ながら走るのも面白い。車も通るので、気をつけてくださいね。

このハーバーの端っこまできたら、またアラモアナ通りにいったん出ます。

すぐ次の大通りは、ワード・アベニュー(アラモアナ通りをはさんで、山側は「ワード・アベニュー」、海側は、「イラロ・ストリート」になるので、気をつけてください。

 

 

知る人ぞ知る・カカアコ・ウォーターフロントパーク

Ward/ワード(Ilalo/イラロ)通りを左に曲がり

次の交差点・「Ahui/アフイ」をまた左に。

Ahui/アフイストリートをずっと海まで突き当たると、

左に、有名なレストラン「53 by the Sea」

が見えてきます。

レストランを左に見て、正面が海、そして海に届く前に、駐車場が見えます。なんとなく関係者しか入ってはいけないように見える駐車場ですが、一般用の駐車場なので、自転車で入っても問題なし。金網の入り口は、開いたままです。

 

 

 

 

 

ケワロ海洋研究所

ケワロ海洋研究所という看板のある建物が、

「53 By the Sea」の横にあります。駐車場はこの先です。

 

 

 

 

 

 

駐車場の向こうは、海!

ここは、ビーチではありません。

海岸沿いは、ずっと岩場なので、泳いだりはできませんが、

釣りをしている人はけっこういます。

そして、いつ行ってもそれほど人がいない、なのに、とても綺麗に整備されている遊歩道のような公園が、ずっと続いています。

カカアコ・ウォーターフロントパーク

 

 

 

 

 

 

 

カカアコ・ウォーターフロントパーク

綺麗に整備された公園ではあるけれど、他には何もない!

売店・自販機はもちろん、ライフガードや事務所や案内図のようなものもない。

これから、まだまだよくなっていきそうな、そんな公園です。

 

カカアコ地域は、2016年あたりから急ピッチで始まった、「ワードヴィレッジ」ハワード・ヒューズ・コーポレーションの大掛かりな開発による、60エーカーの街づくりが現在も進行中です。

高層コンド(マンション)が続々と建てられ、

今も、そして今後何年もの間、この界隈から、塀に囲まれた建築現場や超大型クレーン車が消えることはないでしょう。

いつ完成されるかわからないモノレール建設工事も続いていて、カカアコのど真ん中には、駅もできるようです。

さて、このカカアコ・ウォーターフロントパーク、最初に通った「53 by the Sea」のレストランですが、このレストランのダイニングルームが、ちょうどダイアモンドヘッドを臨む海に面していて、

遊歩道の端っこになるのですが、そこになんと!

有名レストランの裏には、天然猫カフェがあった・・・?

そうなんです!猫好きさんに朗報!

  • レストランの裏手
  • 釣り人の多い堤防
  • 人の寄り付かない岩場

猫村には最高の条件を満たすこのエリア。ちゃっかり出来上がっていました・・・

猫たちとニワトリが、共存する一角。

この日、数えると、9匹はひなたぼっこ。

けっこう仲良くいい生活をしているのか、みんなおっとりと人懐こくて、まるで、猫カフェ。

よく見ていると、どうやらここらあたりを中心に、岩場の中に寝床があるらしく、するすると隙間を抜けて姿を消しては離れた岩場から顔を出したり、きっと、雨風をしのげる、いい隠れ場所があるのでしょう。

ここは人里離れているし、アラモアナ通りを横断することもなく、のびのびと暮らしているのでしょう。ずっとそっとしておいてあげたいですね。

最後にクック通り界隈のグラフィティを見学

さて、このカカアコ・ウォーターフロントパークの中央あたりに、メインの駐車場があり、そこから再びアラモアナ通りに通じる道があります。

Cooke/クックストリート。

最初に来た道を戻ってアラモアナに出てもいいのですが、Cooke/クックストリートのほうが、グラフィティ見学には便利です。


クックストリートを走ると、左には、UH(ハワイ州立大学)の医学部学舎があり、アラモアナ通りを渡ると、賑わいを増す、カカアコの中心、ソルトがあるあたりに出ます。

アラモアナ通りとクックストリートのコーナーから、縦横3ブロックほどが、

最近人気沸騰のグラフィティ(ウォールアート)で賑わうエリア。

このエリアこそ、自転車で回るのには最高の場所です。

 

ここに紹介するのは、ほんの数枚(数壁)ですが、こういうスケールのでかいグラフィティが、今も、どんどん増えていて、100はあるだろうな。

駆け出しのアーティストから人気のプロアーティストまで、さまざまなテーマと手法を生かして生み出された独特の世界観、とても見ごたえがあります。

カカアコ・ソルトではおみやげショッピングやお食事を楽しむ

クックストリートとアラモアナ通りの角から、アラモアナ通りを2ブロックほど西(ダイアモンドヘッドと反対)に行くと、スターバックスがあるのですが、そこが、ソルトです。

ここも、2016年あたりから、どんどんレストランやギフトショップ、アパレルショップがオープンし、賑わいを増していて、ソルトを囲むストリートでは、一年を通してフードフェスティバルやコンサートなどが催されています。

ワイキキから自転車でアラモアナパークを回り、カカアコウォーターフロントパークを回り、グラフィティを満喫したころには、おなかもすいているだろうし、のども乾いているはず。

朝早めに出発できたなら、ランチ時には十分ソルトに到着しますので、とりあえず、ソルトの回りにあるBikiステーションでいったん自転車を返却して、ゆっくりとソルトを楽しみましょう

ソルトには、いろんなお店があって、夕食前の時間帯・午後3時くらいから、ハッピーアワーを始めているお店もあって、ドリンクやおつまみを割引価格で楽しめるかも。

ソルトのご案内はこちら(英語サイトですが、雰囲気を楽しんでください)

 

bikiで戻るもよし、バスやシャトルで戻るもよし

ソルトを楽しんだあと、(特にアルコール摂取後は)、

Bikiには乗らずに、バスやシャトル、ウーバーやタクシーで戻ることをお勧めします。

JTBやHISのトローリー・シャトルは、ソルトにも停車しますし、アラモアナ通りに出れば、ワイキキ行きの市バスも通ります(市バスの料金は一回$2.75)。

朝一で出発する場合は、ランチをソルトで。

午後からの出発なら、早い夕食をソルトで。

半日で、普段ゆっくりと見て回れないコースを、存分に楽しんでくださいね。

 

biki注意点

最後に、

Bikiレンタル自転車を利用する際にぜひ注意していただきたいポイントです。

  • 自転車から目を離さないこと
  • 本来歩道を走るのは違反なのですが、やむを得ない場合は、歩行者優先で
  • 返却時に、グリーンのライトが点灯することを必ず確認
  • くれぐれも安全運転で

 

チェーンやロックがついていないので、お店の前に立てかけておいて、ちょっと飲み物を買ってくるだけ・・・

といっても、盗難の危険は常にあります。盗難にあった場合は、弁償金を請求されます(20万円以上すると思います)自転車から目を離さないでください。

自転車は本来、自転車道、あるいは車道を走ることになっていて、歩道を走るのは違反です。でも、バイクレーンがなくて、車が多いところは、危ないので、歩道を走るしかないこともあります。そういう時には、歩行者を優先し、追い越しの際には、ベルを鳴らすか、声をかけるかして、接触事故を防止しましょう。後ろから、「coming through/カミントゥルー」とか、「Passing, thank you/パッシン・テンキュー」とか、とにかく声を出せば、気づいてくれます。

そうでなければ、自転車を降りて、手押しで追い越しましょう。

自転車返却時に、ドックに前輪を押し込みますが、その際、グリーンのライトが点灯することを、必ず確認してください。グリーンが点灯して、自転車を引っ張っても出せない状態になっていたらOKです。

Bikiの詳しいルール、手順、おすすめルート、などは、下のサイトを参照してください。Bikiアプリを事前にスマホに入れておくと便利です。

Biki情報(日本語)はこちらから

ということで:Bikiレンタル自転車でアラモアナ➡カカアコを回る

いかがでしたか?

ワイキキからアラモアナ、カカアコ周辺は、比較的平坦で、自転車には好条件。

お天気のいい日、朝早くから出発して、

ワイキキアラモアナカカアコ 海沿いのコースをあちこち立ち止まりながら回る

自転車ならではの快適コースです。

はじめに周辺のマップを頭に入れて方角さえ覚えておけば、比較的簡単なルートです。

コツは、海側、山側、ダイアモンドヘッド側、アラモアナショッピングセンター、

そういう主要ポイントを押さえておけば、迷わずに走れることでしょう。

 

アラモアナパークに入ってしまったら、カカアコに着くまで、自販機はなく、

コンビニなどもありませんので、水ボトルを持参されることをお勧めします。

そして、カカアコからの帰路は、自転車でなく、シャトル、トローリー、バス、タクシーなどを利用するということと、

薄暗くなったら、自転車はやめる!ことにしてください。

そして、特にカカアコのグラフィティ見学は、明るいうちにお願いします。

夜はやめてください、これはお願いです。

自転車で回ると、今まで気づかなかったポイントや、景色、ローカルの人たちの生活、

そういう新しいハワイが見えてくることでしょう。

Bikiは、現時点では、ワイキキからダウンタウンあたりが主な利用エリアですが、バイクステーションが追加されていますので、ちょっとそこまで・・というときにも便利になってきました。

ぜひ、Bikiレンタル自転車で、ハワイ旅行の半日を、思い出深いものにしてくださいね!

Happy Biking!

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