さあ今すぐやってみましょう
ネイティブキャンプの初心者コース22レッスンを終えた方、又は初心者レベルを一歩前進したと思われる方、ぜひトライしてみてください。
日常会話で使われる言い回しは、基本形 + 単語や熟語を入れ替えるだけで、かなりのレパートリーになります。
腕試し① 知り合いのパーティーに呼ばれました
今回のシチュエーション:
知人のパーティーに呼ばれました。あなたは、手作りのお寿司を持って出かけました。初めて会う人とのあいさつや、カジュアルな会話を楽しみます。
会話は、複数の相手と「あなた」の間で交わされます。サンプル音声ではTokiが「あなた」のパートを話します。
タイトルをクリックすると別画面で動画が始まります。AI音声で抑揚は少な目ですが、特に、あなたのパートに集中して聞いてください。字幕もついています。
(動画画面の右下の時計マークから再生スピードを下げることもできます)
腕試し手順
クリックしてスタート会話①・知人のパーティー(聞き取り用)
(動画はVoomlyでスタートします)
- まずは、通して2~3回、聞いてください。字幕も参考に。
- 次に字幕を見ないで、音声だけを聞いてみましょう。
- 音声だけで内容を聞き取れるまで、何度も繰り返し聞いてください。
クリックしてスタート会話②・知人のパーティー(練習用)
(動画はVoomlyでスタートします)
- 会話は「あなた」のパートが空白です。自由に答えてみてください。
字幕も参考にしてください。 - 次に字幕を見ないで、音声だけを聞いて、おしゃべりをしてください。
- 普通のスピードでやり取りができるようになるまで何度も繰り返し練習しましょう。
ご注意
復習・役立つ言い回しとポイント
今回の会話には、受け答えによく使われる言い回しがたくさん入っています。短いものが多いので、ぜひ覚えて活用してください:
シーン1・到着
【Grace】 Hi, welcome to our party! I'm Grace. Nice to meet you.
ポイント
Welcome!"だけで「ようこそ」になります。
自己紹介のコツは、"Hi, I'm xxx. Nice to meet you"をいっきに言うこと。1フレーズとして覚えてください。これでタイミングを逃すこともありません。
【You】 Hi, I'm Toki, nice to meet you too.
ポイント
相手が先に自己紹介をしたときの受け答えも、いっきに1フレーズで覚えましょう。
”My name is xxx" ではなく、”I'm XXX”の方が自然です。
【You】Thank you for inviting me.
ポイント
誘っていただいてありがとう、という意味で万能ですが、パーティーやイベントなどの場に招待してもらった時です。デートに誘われた時には使いません。
【Grace】My pleasure! Come in! Please make yourself at home.
ポイント
”My Pleasure”は、”You are welcome"と同じ意味ですが、ここでは、「来てくれて嬉しい」という気持ちがもっと現れていて聞く側にも嬉しい受け答えです。”You are welcome."の代わりに使える言い回しです。
【You】This is some Japanese dish I made. Hope you like it.
ポイント
”Some"というのは、はっきりとした量や内容を言わない、適当な言い方ですが便利です。
”Hope you like it."は「気に入ってくれるといいけど」という意味で、贈り物やプレゼントをあげる時によく使います。(I hope you like it. の ”I" を省略しています。)
【Grace】Oh, fantastic! Thank you!
ポイント
「わあすごい!」「すてき!」といった表現で、”Great!", "Good!", "Fantastic", "Wonderful!", など感情表現が豊かな英語には、たくさんの単語があります。”Great!”が一番言やすく便利ですが、慣れてくれば、バリエーションを覚えていきましょう。
"Fantastic!", "Wonderful!", "Amazing!"などは、更に感激レベルが上がった様子です。
【Grace】It looks great! What is it?
ポイント
ここでも”Great"を使っています。GoodよりもGreatのほうが使いやすいと思います。
”What is it?"は、「それ何?」お互いに何を指しているのかがわかっている時です。
【You】It's sushi, has some raw fish.
ポイント
「生の魚が入ってるの」と言っていますが、寿司や刺身に馴染みのない人にとっては、生魚というのはかなり抵抗があるかもしれません。相手が好きだとわかっていない場合は、生魚は避けたほうがいいでしょう。
私が今までパーティーに持っていった食べ物で一番人気があったのはソース焼きそばでした。ヌードル好きが多いのと、食べやすい味、それでいて日本独特の味、作りやすいし持っていきやすいし、おすすめです。鰹節、青のり、紅ショウガは乗せずに別に持っていきましょう。
【Grace】Oh good! I've never tried raw fish.
ポイント
I've never tried = I have never tried ~したことがない、というよく使う言い回しです。
【Grace】I can't wait!
ポイント
これもよく使う言い回しです。直訳は「待てない」ですが、楽しみすぎて待ち遠しい、という意味合いです。興奮気味に言われることが多いです。
冷めた顔で言うと、本当に待てないから早くしろよ、というニュアンスになる可能性もありますので気をつけてくださいね。
【Grace】Help yourself to the drink bar.
ポイント
”Help yourself" だけでも使えます。「ご自分でやってください」=「ご自由にどうぞ」という意味です。
【Grace】There are beers, wines, and some juice and soda if you'd like.
ポイント
If you'd like = If you would like 省略形で、If you want の丁寧形です。もしそうしたければ、という意味で、ほしければどうぞ、というニュアンスです。
【You】Great! Thank you.
ポイント
Great の連発ですが、喜んでいることを表現したいのであれば連発でもかまいません。Goodというと、多少さめた感じがするのと、取り用によっては「上から目線」にも感じられるかもしれません。本当に喜んでいるのなら、”Great!"から始めましょう。
ちなみに、「まあまあ」の時には、”OK", "It's OK." のようにOKを使います。
シーン2・BBQ
【Jeff】Hi, I'm Jeff, nice to meet you.
ポイント
自己紹介はいっきに!この文を完全に覚えて、すらすらと出るまで発声練習してください。
【You】Hi, Jeff. I'm Toki, nice to meet you too.
ポイント
前と同様。1フレーズでいっきに。これさえ覚えれば、自己紹介はクリアです。
【Jeff】Are you having fun?
ポイント
「楽しんでる?」という意味です。”Having fun?" だけでも大丈夫です。
【You】Yes, I am! It's a fun party!
ポイント
パーティーに呼んでもらったら、楽しんでいることを必ず伝えましょう。尋ねられる前に、自分から褒めればもっと効果的です。
- The food is great! = とても美味しい!
- Wow! Nice place! = わぁ、素敵な家・部屋ですね!
- You have a great family! = 素晴らしいご家族ですね!
など、どんどん表現していきましょう。何か「物」を褒めるときなど、
”I love your ~” という表現もよく聞きます。I love ~ は相当好きなレベルなので、本当に好きな時に、
- I love your car! 素敵な車!
- I love your furniture! 素敵な家具!
- I love your music selection! 素敵な選曲!
少しレベルを落とすとしたら、
- Nice car! いい車ですね!
- Nice furniture! いい家具ですね!
- Nice music selection! いい選曲ですね!
くらいになります。
【Jeff】Good!
ポイント
軽く肯定する答えです。何かを聞いたあとに、「それはよかった。」「いいね。」という感じです。
【Jeff】What are you eating there?
ポイント
「何食べてるの?」
"What are you eating?"だけで十分なのですが、”there" は「ノリ」で追加する感じです。
「何食べてるの?」「ちょっとそこ、何食べてるの?」の違いくらいでしょうか。
【You】Some pizza and sausage.
ポイント
Someは、ちゃんとした量を言わずに、適当な答え方をしています。
【Jeff】Do you wanna try some BBQ chicken?
ポイント
Wanna = Want to
ほとんどの場合 ”wanna・ワナ" でOKです。
”wanna eat” ではなく、"wanna try" というのは、「食べたい?」というより、「食べてみたい?」というニュアンスです。
相手が好きがどうかわからない時、ちょっと試してみる?という意味になります。
【Jeff】I'm cooking right now.
ポイント
「今、焼いてるとこ。」
【You】Sounds good. I'd love to try some.
ポイント
Sounds good! もよく使う言い回しです。「ああ、いいですね。」という感じ。提案に対して使うことが多いです。
I'd love to try = I would love to try: ”I wanna try” よりも ”I'd love to try” のほうが、もっと「試したい」レベルが高くなります。この場合、"love" の部分を強調して言うことが多いです。「アイド・ラ~ヴ・トゥトライ」という感じ。
【Jeff】Ok, it'll be ready in a few minutes.
ポイント
あと数分で出来ますよ。
【You】Great!
ポイント
Great の連発!
【Jeff】Would you like another beer?
ポイント
Would you like~ は、Do you want~の丁寧形。「ほしい?」でなく、「いかが?」という感じです。
Would you like another xxxx? というのは、レストランで、サーバーが「おかわりいかがですか?」と言う時にも、よく耳にします。
何のおかわりなのかがわかっている時には、”Would you like another one?"とか ”Would you like another?" だけでもOKです。
【Jeff】I can get it for you.
ポイント
「取ってきてあげるよ。」という感じです。
取ってこようか?という提案形にするときには、"Shall I get it for you?" というように、
”Shall I ~?”という言い方をします。
【You】Oh, no thank you. I'll try some wine.
ポイント
”No, thank you." は断る時のシンプルな言い方ですが、ちょっと冷たい感じがするかもしれません。誰かが「もっとほしいですか?」「持ってきましょうか?」など聞いてくれた時には、
"I'm good, thank you." を覚えておくと便利です。
”I'm good." というのは、「足りているので、けっこうです。」というニュアンスで、”No thank you."だけよりずっと柔らかい響きがあります。
【Jeff】Red or white?
ポイント
”Woulf you like Red wine or White wine?" の短縮で、「赤?白?」と聞いています。
【You】Red, I guess.
ポイント
”I guess" という言い回しも、よく耳にします。これは、ちょっとあやふやというか、「まあそういうことかな。」というニュアンスで使います。
よくわからない時にも、”I guess so."「そんなところかな。」「そういう事なんでしょうね。」というニュアンスです。
【Jeff】I'll ask Grace to bring out her best pick.
ポイント
「グレースに頼んで一番いいのを持ってきてもらうよ。」
【You】Wow! That sounds great. Thank you.
ポイント
”Sounds great!", "That sounds great!" もよく使います。提案に対して、「それはすごい!」「それはいいね!」というように同意する場合です。
シーン3・男の子と
【Oliver】Hi, I'm Oliver. What's your name?
ポイント
子供なので、多少ぶしつけな聞き方です。”What's your name?" でなく "What's yours?" という事もあります。聞く前に自分の名前をちゃんと言ってるので失礼には聞こえません。こういう状況で、自分を名乗らずに相手の名前を先に聞くのは失礼です。
【You】I'm Toki, nice to meet you Oliver.
ポイント
この時に、相手の名前をしっかり覚えて、復唱できれば言うことなしです。名前は最初に聞き逃すと、後々尋ねにくいことが多いので、もしこの時にちゃんと聞き取れなかったら、すぐに聞きなおしましょう。
"What's your name again?" とすぐに言えば、言いなおしてくれます。それでも聞き取れない場合は、スペルを聞きましょう。
”How do you spell it?" これで、相手もあなたが困っていることがわかるでしょうから、ちゃんと伝えてくれるでしょう。
自己紹介で名前を言ったあとに、通称で呼んでくださいと言う人もいます。たとえば、
”Hi, I'm Jennifer, call me Jen." という感じです。
【Oliver】You too.
ポイント
”You too" は一番短縮した答え方です。ここでは、”It's nice to meet you too."の短縮です。
「私も!」という場合に、”Me too!”を使うこともよくあります。
"I like this band."- このバンド好きなんだよね。
"Me too!"- 私も!
【Oliver】I'm helping my dad with BBQ over there.
ポイント
「あっちで父さんのBBQ手伝ってるんだ。」という意味。
”Dad・父さん” と ”Mom・母さん" はどの年代でも使います。本人を呼ぶ時にも、誰かと会話をしている時にも使ってかまいません。
”Daddy・父ちゃん” と ”Mommy・母ちゃん" は子供の頃だけとしておいたほうが無難でしょう。実際は、本人を呼ぶときには、子供の頃からのまま、Daddy, Mommyと呼ぶ人はたくさんいますが、人前では、Dad/Mom、あるいは、Father/Mother を使います。
【You】That's nice of you. Are you having fun?
ポイント
”That's nice of you."は、誉め言葉。
自分以外についてのコメントに対してなら、「それはいいですね。」「えらいね。」など。
自分に対して、してくれた・言ってくれたのなら、「ご親切にありがとう。」という意味合いになります。
【Oliver】yea. We'll play in the pool after this.
ポイント
「このあと、プールで遊ぶんだよ。」
Yesの変形した言い方はいくつかあって、
Yeah, Yay, Yea, Yup, など、音によってスペルが変わり、どれも意味は ”Yes" です。
丁寧に答えるとき、目上の人に答える場合は、”YES” を使うようにしましょう。
【Oliver】You wanna join us?
ポイント
「いっしょにやらない?」と尋ねる場合。発音は、「ジョインナス」
”Join us!" だけだと、「いっしょにやろうよ。」という誘いになります。
【You】Oh, thank you, but no.
ポイント
「ありがとう、でもやめておく。」という意味。Thank youを先に言うことで ”No thank you." だけよりも響きが丁寧になります。
”Thank you, but I don't think so." 「ありがとう、でもやめておこうかな。」意味はあまり変わりませんが、”I don't think so." というのは、柔らかい響きの断り方になります。
【You】I didn't bring my swimming suit.
ポイント
水着は、”Swimsuit", ”Bathing suit" のほうがよく耳にするかも。
【Oliver】Too bad! Maybe next time. It's a nice pool.
ポイント
”Too bad!” 「それは残念!」という意味で、とてもよく使う言い回しです。相手にとって悪いことが起こったときなどはもう少し丁寧に、”I'm sorry to hear that." と言えばいいでしょう。
【You】Alright. I'll bring my stuff next time.
ポイント
「次は持ってくるわね。」という意味。
”My stuff” というのは、漠然と「私の物」という意味で、ここでは内容がわかっているので、「次は水着の用意してくるから」、という意味であることがわかります。
【Oliver】Where are you from, Toki?
ポイント
この場合は、出身はどこ?という意味です。
【You】I'm originally from Japan.
ポイント
”I'm from Japan." で「日本出身です。」という意味ですが、”originally" がつくと、「元々は」という意味になり、日本出身だけど、長い間日本を離れているという印象になります。
【Oliver】Do you live here?
ポイント
”Here” は「ここ」、この場合、この近所、この街、この国、のどれでも当てはまりますが、出身が元々は日本と言ってるので、今は日本ではない ”here"・この国と受け取れますが、”Here” が何を指しているかはっきりしない時には、
”You mean (in) US?" 「ここってアメリカってこと?」
"You mean (in) LA?"「ここってLAのこと?」
という風に確認しましょう。
【You】Yup. I moved from Japan many years ago.
ポイント
”Yup" は ”Yes" を強調して言うときにそういう発音になりますが、カジュアルです。
【Oliver】Do you like it here?
ポイント
「ここ好き?」= 国、街、会社、学校、レストラン、どんな場所でも「ここ好き?」という意味で使えます。
”I like it here." だと、「ここ好きなんです。」になります。
【You】Yes, I do. I like the weather. It's nice and pleasant all year long.
ポイント
「好きよ。気候が好き。年中いい天気で快適だから。」という感じです。
”Yes, I do."とひと息に言うと、”Yes" だけよりも、しっかりと肯定している印象があります。
【Oliver】Is it? I've never lived anywhere else so I don't know.
ポイント
「そうなんだ。僕はここしか知らないからわかんないな。」という感じです。誰かの意見に対して、「そうなの?」という時には、(ちょっと複雑なのでスルーしても大丈夫です)
"It is ~" の意見には "Is it?"
"I do ~" の意見には "Do you?"
"I am~" の意見には "Are you?"
"I did~" の意見には "Did you?" という風にコメントしますが、ややこしい場合は、
慣れるまですべてを ”Really?" で通してもOKです。
【You】Well, Oliver. You are lucky.
ポイント
「オリバー君はラッキーだね。」
【Oliver】 I guess so.
ポイント
「そういうことかな。」「そうなんだろうね。」よくわからないけど同意するというニュアンス。
[st-kaiwa-1933]いかがでしたか?初対面というシチュエーションでは、色々と情報交換がされますが、形が決まっていることが多いので、今回紹介した言い回しを覚えて、応用を利かせれば、かなりのやり取りができるようになります。
聞き取りは、何度も繰り返すことでしか身につきませんので、飽きるほど色んな音声を聞くようにしましょう!
今回は、「腕試し」初トライでした。少しずつレベルアップしていきますので、またぜひお越しくださいね!