コロナウイルス感染拡大はどうして起こるのか・ツイッター記事から
サッカー元日本代表選手の本田圭佑さんが、2020年3月28日にツイッターで紹介した記事が、話題を呼んでいます。
刻々と変化する現状と時差のある統計、各国での報告や対応の差など、ニュースについていけなかったり、報告内容が難しすぎたりと、一般庶民の中には、不安と混乱、あるいは「知らなかった」から起こる被害が溢れています。
感染拡大の様子をわかりやすく説明
本田圭佑さんが紹介したのは、3月17日に、ハリー・スティーブンスによる、ワシントンポストの記事。
コロナウイルスに類似した病原菌の感染経路をシミュレーション動画で示したものです。
これによって、国民が自粛しない場合、多少する場合、徹底してする場合、
などの感染予想が一目瞭然です。
まずは、こちらをご覧ください。
コロナウイルスはなぜ急速に拡大するのか(ワシントンポストより)
コロナウイルス・自粛の重要性・自分がよければはダメ
ほんの少しの人が自粛を無視して外出し、ウイルスを拡散させてしまう危険性が、この動画を見ればよくわかります。
「自分は元気で、感染していないから、ちょっと出かけても大丈夫」ではないのです。
- 感染していても無症状の人がたくさんいます。
- 回りに人がいなくても、空気中やあらゆる接触物に、ウイルスは数時間から数日間、生き延びることができます。
- イベントやお店を営業することで、「あそこ、やってるから行ってみよう」と、外出を促す誘惑源になります。
覚悟してとりあえずオフにする
自宅で仕事ができて、給料や収入もそのまま入る人はラッキーです。
でも、お店に出ないと収入にならない、現場で動かないと仕事にならない、
そういう人は、大変だと思います。
でも、だからといって、動いてしまうことで、
収束を遅らせ、結局、もっと待たなければならなくなります。
コロナ収束のために、無駄・無意味と思えても、覚悟を決めて、自粛に徹底
一般庶民にできることは、それくらいです。
でも、それが一番重要なことです。
感染者を減らすことによって、医療機関や政府に対する負担が減ります。
もちろん、感染によって苦しんだり、命を落とす人の数も減ります。
今は、我慢の時なのです。
人生、こんなこともあると受け入れて、最善を尽くしましょう。
コロナ感染予防・自粛中にできることを広げよう
自宅待機で、元気であれば、普段できないことが、たくさんできます。
- 家族との時間を楽しむ
- スカイプなどのオンラインアプリで友達と語り合う
- ずっと放置していた物置の片づけ
- 徹底して断捨離を実施する
- 今回の体験から思ったことを書き留めておく
- 見逃した映画やドラマをがっつり楽しむ
- オンライン講座で勉強したかったことを学んでみる
- ありあわせ自炊・クッキングを徹底研究する
想像力を広げて、この時間を思いっきり生かすことを考えてみましょう。
コロナ収束後、新たなライフスタイルの台頭
今回のコロナウイルス感染という歴史的事件を通して、
世界中の人、国、組織、が、新しいライフスタイルを発見しました。
というか、せざるを得なかったのですが、
これは、長い目で見れば、有意義な要素がたくさんあります。
- リモートアクセスによる自宅勤務が、経費削減や効率アップにつながった
- 大気汚染や環境問題が自然改善された
- 本当に生活に必要なものを知ることで、無駄を減らすことができた
- コミュニティーの在り方や、協力してできることを知った
これらはほんの少しの例ですが、
こういう機会を強制的に受け入れなければならなかったという体験を経て、
人はようやく気付き、変わる、ということもあるのです。
マンネリしていた日常の殻を破る。
コロナウイルス感染の峠を超え、収束に向かう段階は間近に迫っています。
私達が、どのように再出発するか、
いかに以前よりも高く跳ね上がるか、
個人個人の意識と覚悟の度合いに応じて、
未来は展開していきます。
ガンバレ、みんな!