せやろがいさんのコロナウイルス関連動画を観て驚きと笑い
この動画が、友人から転送されてきたのは昨日。
動画がアップされたのも、おそらく昨日か一昨日だと思います。(2020年4月)
最初は極度の日本人アクセントの英語(わざと)に英語の字幕付きでまくし立て、
そのあと、日本語に英語の字幕付きで更にまくし立て。
この人は有名・人気のYoutuberさんなのかなあ、そのあたりはわかりませんが、
動画は、関西弁で、活舌よく、つまることも、間違えることもなく、
一気に喋り通した感のある動画で、
内容がまた、鋭くも面白い!
英語の発音は、わざと極度の日本人アクセントにしてありますが、
途中でちょっとネイティブっぽい発音が混ざったので、
この人、バイリンガルかな?
背景の海が、とっても綺麗なので、南の島、沖縄とか石垣とか?
にしても、けっこう手の込んだ動画ではないかな。
動画の最後で、どわ~~っとズームアウトするのですが、
あれは、ドローン飛ばしてたんだなってわかります。
とにかく海がすっごく綺麗で、
岩肌に彼の赤いシャツとはちまきとフンドシ!も鮮やかに映えます。
日本政府のコロナ対策については、色々と聞きますが・・・
アメリカで、コロナ感染拡大が深刻になり、外出禁止令が降りた3月末ころから、
毎日、数回は、アメリカと日本のニュースをチェックしています。
日本国内は、ヨーロッパやアメリカから時期を少し後にして、
感染拡大が始まったので、
その経過には、すでにアメリカが辿ったものと共通する点が多くみられます。
だからこそ、
「今は、ばっかじゃないの!って言われるくらい、気をつけて!」
と言いたいのです。
爆弾が落ちてきたら、逃げ隠れしない人はいない。
でも、目に見えないウイルスだと、ここまで人は油断してしまうんだ。
というのが正直な気持ちです。
あと数か月もすれば、事態は一応の収束となり、
私達の生活は、今まで通りとはいかなくとも、
落ち着きを取り戻すのでしょう。
人間は、順応する生き物。
時間の経過と共に、ある一定のプロセスを踏み、
変わっていくものです。
感染拡大当初は、ほとんどの人が真剣にならず、
その後、現実を目の当たりにして、怖れと不安におののき、
少し時間が過ぎると、政府の対策や、人々の反応に対して怒りがこみ上げ、
反発する人、賛同する人、諦める人、開き直る人、手に負えなくなる人、頑張る人、
人それぞれですが、社会全体としては、それも、あるパターンに沿って、
予測可能なリアクションといえるのでしょう。
アメリカ全土でも、外出自粛・禁止となってから、
色んな新しい活動が生まれました。
- 学校にいけない子供たちのために、生徒たちの自宅前を車で回って、窓から身を乗り出して手を振り、生徒たちを励ます先生たちの姿
- Zoomなどのオンラインアプリを使って、家族親類一斉に、おばあちゃんの誕生日を祝う姿
- NYのビルの無数の小さな窓から、たくさんの人達が、ありがとうのプラカードをかざしている姿
- ミュージシャンたちが、無料のオンラインライブコンサートで人々を励ます姿
- トップビジネスの経営者たちが、次々と巨額の寄付金を送る姿
そういう姿に、多くの人は励まされ、乗り越える力を得ました。
反面、家庭内暴力、詐欺などの犯罪も、増加の傾向にあります。
これとて、社会全体としては、予測可能なことであり、人類が今まで数知れず対面してきた天災・災害による現象と類似点が多くあるのです。
賛否両論、そういったことは議論してもきりがなく、どちらが正しいというわけではなく、
更によい方向へ向かうための議論なら、どんどんしたほうがいいのだろうし、
何もしないよりは、何かをしたほうがいいとも思う。
それでも今日を生きるのは自分、明日を作るのも自分
そうやって、ひとりひとりがプロセスして、乗り越えていくしかないのでしょう。
文句を言ったり、責任転嫁したり、人を責めたりしてストレスを発散し、そこからまた歩き出すのなら、それも良し。
ただ、法律違反や、人を傷つけることがないように、細心の注意を払い、常に誠意と思いやりを持って行動する力を持ち続けたいものです。
せやろがいさんのコロナウイルス関連動画には優しさを感じる
単刀直入にずけずけと突っ込んでくるノリに、大丈夫かなって最初は思うのですが、
観終わって、ちょっとスッキリ、そして、ま、いいか、がんばろ・・という微妙な励ましをもらった気がする動画でした。
世界に向けて発信とされているので、世界中、特に英語圏の人達がどれくらいこの動画を観て、
どのように感じるのか、どんな反応をするのか、それは、もう少し先のことでしょうが、これも、日本の現状をかなり正直に、ユーモラスに表現した動画のひとつだと思います。