Hawaii・ハワイ

タロチップス・スイートポテトチップスのハワイアンチップカンパニー

タロチップス

ハワイ名物・タロチップス美味しいよね!

ハワイでは、マーケットでもドラッグストアでも見かけるタロ・チップス

もともとポテトチップスやドリトス、チートスといったおつまみチップスが大好きなアメリカは、

スーパーの通路一本が全部チップスということもよくある光景。

 

その中で、タロ・チップスというのは、ハワイの特産物で、知名度も、それほど高くはありません。

アメリカ本土でみかけることはあまりなくて、あるとしたら、アジア系商品を扱っているマーケットの片隅、しかもけっこうなお値段。

初めてタロチップスを見た時は、「なんじゃこりゃ?」

なんだか、色白の肌に、毛細血管が浮き出たような、ちょっと気味が悪い印象でもあります。

ハワイのタロチップス

こんな感じです。

白っぽいほうがタロチップス、紫のほうはスイートポテトチップス。

歯ざわりは、ポテトチップスより固めで、

口の中でも、気をつけないと、歯茎に刺さって、「アウゥ~!」

ということもあるくらいクリスプ。

味は淡泊なのですが、独特の香りが多くの人をやみつきにしてしまいます。

 

タロポテトの名産地はカウアイ島

カウアイ島北部のハナレイ・バレーは、タロの産地として有名です。

タロの栽培は、通常の土壌で栽培されるタイプと、胸までつかるような水田を使って作られるタイプがあります。

新鮮な水が豊富であることが条件。カウアイ島は、ハワイ州の中でも雨量が多く、

ハナレイを流れる川から水を引き、大規模なタロ栽培がおこなわれています。

タロ畑

クヒオ・ハイウェイを走っていると、谷底を見渡す、ビュースポットがあります。遥か下に流れる川には、カヤックを楽しむ人が見えて、

右側には水田、中にはすでにタロが長く伸びている畑もあります。

タロは、太い茎が伸びて、先には大きな葉っぱをつけます。

根っこのところにできるのが、タロいも。巨大な里芋のような感じです。

ハワイでは、もともとタロのことをカロと呼んでいたようですが、今ではタロが主流です。タロイモは、蒸して粘りが出るまですりつぶした状態のものを、「ポイ」といって、ハワイでは、お米より以前から主食として親しまれてきました。

スーパーで、透明の袋に入って売られている、うす紫の、一見、濃いヨーグルトかと思えるくらいの手触り、あれが、ポイです。ルアウでは、必ずポイが出されます。

タロイモの葉っぱは、ラウラウと呼ばれるポーク料理を包むのに使われます。これも、ルアウでは、定番の一品ですね。

タロイモ

 

 

 

 

 

ハワイアン・チップ・カンパニーの豪快なタロチップス箱入り

さて、ハワイ名産のタロ芋ですが、チップスに使われるタロイモは、まず外の固い皮をむき、薄くスライスしてから、油で揚げます。塩を振って、出来上がり!

タロチップスができるまで

ポテトチップスのように、油を吸い込まないので、食べてみると、揚げているのか、焼いているのか、わからないくらいに、あっさりとしています。

タロチップスのブランドはいくつかありますが、ハワイでは、なんといっても、

ハワイアン・チップ・カンパニー」のチップスが最高です。

 

ABCやロングス、ドンキやセイフウェイにも、透明の袋に入ったチップスが、ポテトチップスなどと並んで売られていることが多いのですが、ほとんどが、ハワイアン・チップ・カンパニーの商品です。

そのチップスが作られているのが、オアフ島、ホノルルにある、本店。

ワイキキから空港に向かって、ニミッツ通りを走ると、アロハタワーを超え、釣り船が並ぶハーバーを過ぎ、5分足らずで、左側に、マクドナルドが見えます。その交差点を左に曲がって、すぐまた左に曲がると、対向車とすれ違うのがやっとくらいの細い道に、鮮やかなオレンジ色の建物が見えます。

ハワイアン・チップ・カンパニー

左側がチップス専門店、右側は、ランチを売っている関連店。

オレンジ色が鮮やかなので、見逃すことはないと思います。

このあたりは、工場や倉庫が多いカリヒという地域で、あまり安全とも言えないところなので、早めの時間に訪れましょう。

素朴な店内には、フレンドリーなロコガールズがいて、お土産用の小袋チップス、ショッピングバッグ、小物なども置かれています。

 

  • 月ー金は、朝の9時から午後5時まで
  • 土曜は、朝の10時から午後3時まで
タロチップスと、スイートポテトチップス、あるいはミックスしたものをオーダーすると、その場で揚げて、箱にざざっと入れてくれます。混んでいなければ、所要時間約15分

オレンジの箱入りチップス

約30センチ四方、大型ケーキが入るくらいの箱に、ぎっしりざくざくとチップスが入っています。それで17ドル(税込)

小袋入りも7ドルくらいでありますが、箱入りがお得です。

2-3人なら、2日くらいで、ポリポリ食べきってしまうこと間違いなし。

マーケットで買う透明の袋入りも、もちろん美味しいのですが、この揚げたての箱入りが、やっぱり格別です。

軽く塩を振ってあるのですが、お好みで、追加のふりかけも無料でつけてくれます。

ガーリック、キアヴェBBQ、キラウエア・ファイアー(辛)、黒ゴマ、などです。

ちなみに、このお店は、ロコフードで根強い人気のエセルズ・グリルのすぐそばなので、はしごするにも最適。

現在2020年の8月は、まだ店内飲食が規制されているので、エセルズもテイクアウトオンリー。

たとえば、エセルズに電話でオーダーを入れてからホテルを出発し、まずハワイアン・チップ・カンパニーに寄ってチップスを購入、それから帰りに、エセルズでピックアップしてからワイキキに戻るというのもいいかも。これには、車が必要になりますが、ウーバーでもタクシーでも可能です。

 

ローカルのドライバーなら、カリヒにある、ハワイアン・チップ・カンパニーといえば、わかるはず。

あるいは、ニミッツ通りをカリヒに向かい、プウハレで左、すぐの道を左。地図は以下の通りです。

ハワイ以外では、なかなかありつけない、タロチップス。ホノルルにお越しの際には、

ぜひ一度、本店の揚げたて箱入りチップスをお試しください!

*現時点では、観光客受け入れには、14日の外出禁止が付いてきます。9月1日から解禁の予定ですが、また延長される可能性もあります。早く自由に行き来できるようになるといいですね!

 

では、今回は、おいしい出来立てタロチップス・スイートポテトチップス、箱入りで帰るお店、

カリヒの、ハワイアン・チップ・カンパニーのお話でした。

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