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ゴルフ女子★初心者情報*ラウンド前に知りたい事③ルールとマナー

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ゴルフの始まり・豆知識をちょっとだけ

ゴルフというスポーツが、今のような形でプレイされるようになったのは、1400年代、場所はヨーロッパのスコットランドだったという説が主流のようですが、当初は、あまり好ましくない遊びだとされていて、何度か、禁止令も出されていたようです。

街中でプレイするには、危険すぎたのでしょうね。まだ、ゴルフコースという場所がなかった頃のことです。

その後、19世紀後半に、鉄道の普及をきっかけに、スコットランドにもたくさんの旅行者が訪問するようになり、その文化と風習が、国外にも広がっていったそうで、ゴルフというスポーツも、そのひとつとして、広く普及していったそうです。

とりわけ、イギリスでの人気は凄まじく、英国内で、1880年には12だったゴルフコースの数が、1887年には50、そして1914年には1,000と、その数字をみるだけで、ゴルフ人気急上昇ぶりが、わかります。

ジェントルマンズ・スポーツ

「紳士のスポーツ」と呼ばれていたゴルフ。

要するに、始めは、女子禁制だったゴルフ。

残念ながら、女子だけではなく、白人以外の男性にも、ゴルフは、固く扉を閉じていたんですね。

タイガー・ウッズのお父さんは米国軍隊のエリートでしたが、

タイガーの幼少期、最初に彼にゴルフを教えたのも、お父さんでした。

そのころは、まだ有色人種が、ゴルフクラブに出入りすることを良しとしない、石頭(失礼)ジェントルマンも、多くいたそうで、

タイガー自身が、そのころの苦い体験を語っているのを耳にしたことがあります。

 

そんな、あれこれを乗り越えてきたゴルフというスポーツも、21世紀の現代、

世界中の国々で、老若男女に愛され、

ゴルファー人口も、年々増加し、

それに伴って、ゴルフ産業も、成長し続けています。

 

子供から老人までが、同じコースで、同じルールで、同じペースで、いっしょに楽しめるスポーツ。

そんなスポーツ、他には、なかなかないですよね。

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ゴルフのルールってどこまで知ってないといけないの?

ゴルフは、非常に細かいルールのあるスポーツです。

USGAが定める「ルール・オブ・ゴルフ」は、

現在、ルール1から24まであり、

それぞれのルールが、更に細分されていて、解説を含めたオフィシャルガイドブックは、592ページという、ボリュームになっています。

プロ・ゴルファーはもちろん、アマチュアでも、トーナメントなどでは、このルールに乗っ取って、試合が進められるわけですが、

ほとんどの、カジュアル・ゴルファー、あるいは、リクレーショナル・ゴルファーと呼ばれるゴルファーの場合、このルールブックに目を通したことのない人が、ほとんどでしょう。

一般に、ルールは、超基本的なものが、口伝えで広がって、受け入れられている、と言う場合が多いように思います。

たとえば、

  • ボールが変なところに着地したからって、動かしちゃだめよ
  • 見失ったボールを探すのは3分間まで、それで見つからなかったらロストボールよ
  • バンカーの中では、クラブが砂を触っちゃだめよ
  • グリーンに乗ったボールは、マークしてから取り上げなきゃだめよ

そういう一般的なルールです。

要するに、みんなで楽しむのが一番大切なので、

あまり細かいルールに拘る必要はないとは思いますが、

いっしょにラウンドするメンバー内で、お互いに納得していればいいかなという感じですね。

 

ゴルフのマナーは、ルールより大切かも

ゴルフは、4人一組で、18ホールを回るというのが基本です。

コースによっては、5人もありとか、1人や2人でもプレイさせてくれる、というところもありますが、

ここでは、基本の4人一組というのを前提にしています。

 

一緒にプレイする仲間が4人揃えばそれに越したことはないのですが、

もし2人や3人だった場合、見ず知らずのゴルファーが、1人か2人、同じグループになることがあります。

そんな時に、特に忘れてはならないのが、基本的なルールとマナー。

特にマナーは、

腕前やゴルフ歴などに関わらず、全てのゴルファーが心得ておかなければいけない、

大切なポイントです。

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1ホール15分のペースを目指そう!

ラウンド中のマナーといっても、ほとんどは、一般常識程度のものなのです。

たとえば、

  • 大きな声で話さない、特に誰かがショットする時はお静かに
  • 前方グループに届きそうな距離なら打たないで待ちましょう
  • ボールが誰かに当たりそうになったら、「フォア~~!」と叫んで知らせましょう

といったものです。

そして、とりわけ、プレイ全般を通して気にしたいのは、ペース。

これは、一番大切といってもいいのではないかと思います。

 

私は、会員しかプレイできない、プライベートコースを除いて、ロサンジェルスのコースは、ほとんど一度は、回りました。

ゴルフのラウンドは、18ホールを約4時間半ほどで回れれば理想です。

これは平均して、1ホール15分。

長い?短い?

 

ゴルフカートを利用して回ると仮定します。

これは、飛距離に関係なく、フェアウェイをキープして、パー4なら、2打か3打でグリーン回り、あるいはグリーンに乗せ、

3-4ショット/パットで上がる。

スコアは、5から7。

初心者には、よくあるスコアです。

 

急ぐわけではないけれど、ゲームに集中して、無駄話や寄り道をせずに、

4人全員がそのレベルでプレイすれば、1ホール15分は、決して短いわけではありません。

 

ところが、

途中でOBしたボールを探し続けて10分過ぎちゃったとか、

キレイな景色のところに立ち止まって、カシャカシャ写真を撮りまくったり、

スイングのアドバイスを長々と披露したり・・・

 

気づいたら、後方のグループが、すぐそばまで追いついて、まだかまだかと待っている。

 

こういう状態だけは、避けたい、避けて頂きたいのです。

 

私も初心のころは、プレイ自体に時間がかかり、

ボールもジグザグであちこちに飛ぶし、空振りもあれば、チョイ飛びもあり、

最後は、グリーンまで、駆け足で追いついたりと、

随分、苦労したし、恥ずかしい思いもしたし、辛い思いもしたものです。

 

でも、一緒にプレイしているメンバーや、後ろから迫ってくるグループに、

迷惑をかけたくないという思いから、

最終的には、ボールを拾って、走ったこともあります。

 

「そこまでする必要ある?」

と言う声もあるかもしれませんが、

「そこまでしましょう!」

 

時間制で、コートを貸切るテニスや野球なら、その時間をどのように使おうが、

自由です。

 

でも、ゴルフの場合は、いったんティーオフしたら、

1ホール、約15分という時間で、順次進んでいくようにと、

ティータイムが配分されているのです。

 

それがずれ込んでくると、

やたらと長い待ち時間ができてしまい、

プレイのペースまで、崩れてしまいます。

 

回りのプレイヤーのことを考えて、そして自分のプレイのペースを持続する練習だと考えて、

 

1ホール15分という理想を、常に念頭に置いて、プレイしていきましょう。

 

もし、ベストを尽くしても、全然無理~という場合は、

そのコースは、まだ難関だと考えて、もう少しやさしいコースを回りましょう。

 

ゴルフのルールとマナー、ということで

ちょっと固い話になってしまいましたが、

初心のうちから、しっかりと覚えておきたいことなので、

ぜひ、心にとめておいてくださいね。

 

プレイのペースさえキープしていれば、

初心者ゴルファーでも、なんの問題もありません。

 

最初は、プレッシャーを感じるかもしれませんが、

どうしても遅れそうなら、ボールを拾って、先に進んでしまいましょう。

 

バンカーから3回打っても出なかったら、手で出して、外から打ちましょう。

 

ディボット(穴)や、芝の禿げた硬い土など、

打てそうもないところにボールが落ちたら、少し横に動かしましょう。

 

こんなことを書くと、コーチに叱られそうですが、

トーナメントしてるわけじゃないのなら、

そうやって、回りとのスピードを合わせながら、少しずつ、

ラウンドのペースというものを、覚えていくといいと思います。

 

厳しいルールを意識するのは、それからでも十分だと、私は考えています。

 

ということで、初心者ゴルフ女子の皆さん、

明日に続くゴルフを! ENJOY!

 

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