英会話トピックス

大人のための通じる英会話、最低マスターしたい発音の練習法は?

通じる英会話

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「通じる英会話」では、大人になってから学ぶ、初心者向けの英会話を、通じることを最優先として、できるだけシンプルに、覚えやすく、言いやすく、大人のマナーを意識した言い回しができるよう、私自身の経験をもとに、アドバイスさせて頂いています。発音は、「ジョン万次郎」風、カタカナ表記で、これも、通じることを最優先としています。

英語の発音は難しい?

 

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通じる英会話にようこそ!

今回は、発音について少しお話したいと思います。

私が初めて英語の発音に興味をもったのは、中学の英語の授業の時。

今思えば、読み書き・記憶が主体の英語の授業なのに、

先生は、やたらと発音に拘っていました。

 

「EVERYTHING]

先生は言いました。

「この単語には、日本人が苦手とする発音がいっぱい入ってる。」

  • V=下唇に前歯をちょっと乗せてから、唇をはじき出すような感じ
  • R=舌を丸めて奥に引っ込め、どこにも当たらないようにしながら
  • TH=舌を前歯の下にあてて

そして先生は、何度も何度も、相当オーバーに発音されました。

E(エ)

Ve (ヴェ)

Ry 【ルィ)

Th (ティ)

Ing (ング)

 

私は、これに興味深々になり、何度も練習してみました。

確かに、VとRが続いて来て、畳み込むようにTHがくる。

ハードル高いですよね。

ぜひ、発音してみてください。

 

音をひとつずつ、切り離して、5回ほど発音して、

次に、ゆっくり続けて発音してみる。

そして、最後に普通のスピードで発音してみる。

何度も繰り返せば、きっとキレイに発音できるようになります。

 

舌を上とか下とか、前歯がどったらとか、

その音がわかりづらい方は、「発音インフォ」のようなサイトで、

しっかりと発音を聞いて、真似てみてくださいね。

音で聞ける・発音インフォ

 

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ネイティブ発音を目指さなくても大丈夫

以前、英会話を学ぶのに、ネイティブのような発音になる必要は、

まったくありません、というか、大人になってからは、

相当難しいということをお話しました。

 

英語圏で暮らす人々の中に、母国語訛りで英語を話す人は、星の数ほどいます。

 

米国国税調査によると、

  • アメリカ居住者の5人に1人は、家庭内で英語以外の言葉を使っている
  • 上記の4割近くの人が、英語が流暢ではないと認識している
  • カリフォルニアは45%、ニューメキシコ36%、テキサスは35%が英語以外の言葉を使う

ということです(2013年調べ)

 

英語以外の言葉を家庭内で使うというのは、たとえば私が知っているロサンジェルスの場合だと、

メキシコ系の移民が多いので、一世である両親は、英語が不自由で、

アメリカ生まれの二世は、バイリンガル、英語を話すとネイティブだけれど、家に帰れば、スペイン語で家族と話す。

メキシコ人家庭では、アメリカ生まれの二世や三世でも、ほぼ100%近く、スペイン語を流暢に話すそうです。

というのも、学校に通い始めるまで、徹底的にスペイン語の中で育つからなんですね。

アメリカに生まれ住んでいるから、英語を最初に学びなさい、という風習はなくて、

反対に、スペイン語ができなければだめ!という方針だそうで、

私が出会ったたくさんのメキシコ系の人たちの中でも、例外は、たったの1人!でした。

日系移民の方々が、そこまで日本語教育に拘らないという傾向と比べると、面白い現象ですよね。

 

ちなみに、メキシコ系の方々は、大多数が熱心なカトリック教徒で、

日曜日には家族そろって教会に行き、年に何度もある宗教的行事も、コミュニティーの教会を中心に、みんなで協力して行われます。

そして、教会で使われる言語は、神父さんをはじめ、全部スペイン語です。

メキシコ系の人々の例は、ちょっと極端と思われるかもしれませんが、

どこに住んでいても、自分たちのルーツや宗教の教えを優先しているというところで、それが、言語のデータにも表れているということなのでしょう。

 

マスターしたい発音のポイント

話がそれましたが、

母国語アクセント満載の英語は、かえって魅力的、

そしてアイデンティティーにもなったりするので、

何も気にすることはありません。

 

が!

通じなければ困ります。

そこで、日本人が普段使わない発音、

そのあたりだけは、

しっかり学習して、身につけたいところです。

 

またまた余談になりますが、

よく話がそれるニャー
ハワイのサーフィンキャット
Da Cat

私がカリフォルニア州・ロサンジェルスに住み始めた当初のこと。

 

マックシェイクが大好きで、

日本では毎日のように学校帰りに買っていたのですが、

さんば
samba
ワン・バニラ・シェーク・プリーズ!

が通じて、バニラを飲めるようになるのに、どれだけかかったことか・・・

 

なんで?

なんで?

なんで~~~~?

 

「V」・・・・ですね。

英語を話す人、といっても、

相手も外国人かもしれないし、

外国人に慣れていない人かもしれない。

 

だから一概には言えませんが、

VとB

RとL

SとSH

このあたりは、はっきり発音できないと、

通じないことが多々あります。

 

日本語には区別がないので、

日本人同士が英語で話してみると、

問題なく通じます。

 

例えば、

May I have a Vanilla shake? Vの発音をしっかりするのと

May I have a Banilla shake? とBで言ってしまうのと、

 

日本人なら、どっちでも同じやん!となりますが、

英語人には、ほぼ通じません。

 

SingとThing

VetとBet

SeeとSea

 

そういう、日本語だと同じに思えるものが、

英語だと、すっかり違う言葉になってしまうんです。

 

だから、そういうキーポイントとなる発音だけは、

きっちり練習しておく必要があるんですね。

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どうやって発音を身に付けるのか?

発音マスター教材とか、

舌の筋肉を英語化するようなトレーニングとか、

世には色んな方法で、発音習得を目指すものがあり、

それぞれ、やってみれば効果があるものだと思いますが、

 

とりあえず、キーとなる発音だけでも、習得する。

あとは、カタカナ発音・万次郎発音で元気に乗り切る!

 

まずは、

  1. キーとなる発音が含まれる単語を、上に紹介した「発音インフォ」のようなサイトで、何度も何度も聞いてみる。
  2. 次に、自分で発音したものを録音して聞いてみる。
  3. そして、自分の発音が通じるようになったかどうか試してみる。

自分の発音が通じるかどうかを、自分ひとりで試すには、

グーグル翻訳のようなアプリを利用するのが便利です。

 

文字を打ち込むのではなく、音声入力をオンにして、

単語を発音してみます。

 

もし通じる発音であれば、正しく翻訳された日本語が表示されます。

 

アイフォンのSiri機能の設定で、入力言語を「英語」にして遊んでみるのも面白いですよ。

まずは、

Everything

Vanilla

Milk

超難関は、

World

Pearl

Wool

など(これは、私の苦手ポイントですが・・・)

遊びながら、何度も発声して、録音して、聞いて、発声して・・・

日本語にない、発音の部分をしっかり練習して、

通じる英会話を学んでいきましょう!

 

ということで英語の発音

とてつもない母国語なまりの英語でも、

キーとなる発音さえ押さえておけば、

通じる英語を話すことはできます!

 

今回紹介した、

音で聞ける・発音インフォ

グーグル翻訳

などの、お気軽無料アプリっぽいものを駆使して、

ネイティブの発音を聞き、

自分で発声して、

自分の発音を聞いてみて、

通じるかどうかチェックする。

 

グーグル翻訳などのアプリも、日に日に精度を増していて、

そのうち、英語が喋れなくても翻訳ツールだけで、

世界中どこでも誰とでも会話ができるようになるでしょう。

 

でもまあ、そういう日がくるまでは、

こつこつと、通じる英会話を学んでいきましょう。

 

自分の声で、ちゃんと通じるって、やっぱり楽しいですもんね!

 

ということで、今回は、英語の発音について、少しお話してみました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

注:「通じる英会話」の内容は、私が自分で学んだり感じたりしたことをもとに書いています。人や場所、環境によって、状況は様々ですので、鵜呑みにせず、ケースバイケースで判断し、皆さんそれぞれに学んでいってくださいね。

英会話アドバイザーのアバターは、イラストACより、ばっこたんの作品を使用させて頂いています。

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