「英語の発音なんて、英語が話せるようになれば自然と身につくものでしょ!」
と思っていたんです。
耳に入ってくる英語の発音をそのまま真似して言ってるんだからって。
でも、それは大きな勘違いだったんですね。
母国語を学べば学ぶほど、第二国語の発音は困難になってきます。
小学生なら、まだまだ簡単に耳から覚えて完璧な発音ができるのですが、高校生にもなると、
LとRだの、THだの、VとBだのと、頭で覚えて、練習しないと区別さえつかなくなってきます。
小学生のお子様が、オンライン英会話レッスンで講師の真似をして英語を話すと、その発音の良さに大人はきっと驚くことでしょう。
それでも、もっと早く、もっと完璧に発音とアルファベットを関連付けて覚えるためには、フォニックスが必要になってきます。
実際、アメリカの子供達も、幼稚園(Pre school)の時に、フォニックスを学びます。
ABCのそれぞれのアルファベットが持っている音を発音で覚えると、後々、どんな単語でも読めるようになります。
大人になってからフォニックスを学ぶのはちょっと照れ臭い気もしますが、思い切って子供達といっしょにやってみてください。何度も練習すれば、発音は驚くほどネイティブになりますよ。