ときとーく

初めてのガイジンさん

小学生の頃です。

はじめての出会い・がいじんさん

友達とぶらぶら帰り道を歩いていると、いつもは誰もいない赤土のテニスコートで、白い上下のウェアを着た外国人・大人ふたりと子供ひとりが、楽しそうにプレイしている姿が目に入りました。

その時、やんちゃ坊主の友達は、何のためらいもなくテニスコートを囲っている金網に顔をすりつけて、「はろ~!はろ~!」と大声で呼びかけたんです。

「え~?!英語でけへんやん、何言ってんの~?」シャイな私はちょっと離れて様子を見ていました。

すると、白人のおじさんが、ニコニコしながら私たちに近づいてきて、

Hi, do you speak English?」と聞いたんです。(え?わたし、わかるやん)

でもやんちゃ坊主は、それ以上何も言えず、話しかける男性を無視して、歩き出しました。私もいっしょに。それっきりその人たちを見かけることはありませんでした。

あれが、「ガイジンさん」と初めて会話した日・・・たぶん(いや会話はしてへんけど)。

子供たちには早くから英語に触れてもらいたい

うちは父親が国際電話や電報を扱う会社に勤めていたので、英語を勉強している父の姿をよく見ていました。テープや本で勉強して、覚えたことを、時々私にも教えてくれて、だから、なんとなく英語というものは、身近にあったのかもしれません。

兄が中学に入る前に、英語の塾に通いだしたとき、私はおまけでついていったのですが、その時の先生が、極度のカタカナ英語で教えていて、「なんかちゃうなぁ」と感じたのをよく覚えています。

ちゃんと習ったわけじゃないけれど、子供のころにできるだけ英語に触れておくというのは、大切なことなんでしょうね。なんとなくネイティブの英会話を聞いていたり、歌を聞いていたり。

当時はYoutubeもスマホも、いや、PCさえなかった時代ですから、英語に触れるのも簡単ではなかったと思いますが、今なら、子供たちが英語に触れるチャンスは山ほどあります。

小さなお子さんをお持ちの方は、ぜひ、日ごろからそういう環境を作ってあげてください。これからの時代には、もっともっと英会話ができる日本人が必要です。小学校で英会話が必須科目になったとはいえ、まだまだ足りません。大人にできることはたくさんありそうです。

Tokiの無料ジャンプスタートガイドをチェック!

-ときとーく