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追記：明けて2020年2年1月。今年の1月は、雨風が異常に激しい日が続いています。
お正月から8日くらいまでは、まだよかったのですが、その後、現在12日まで、毎日強風と雨。
ほぼ、晴れ間は見えません。これくらい雨雲が絶えない日が続くことはあまりないので、
この週に数日観光をされた方は、青空を観る機会がなかったかもしれません。
そういうこともあるんですね、この記事を書いた直後のことだったので、追記しておきました。
追・追記：そして1月15日になって、ようやく雨も去り、3連休を迎える17日からは、一週間、晴れの予報が出ています。
ということは、1月の第3週がベストだという情報は、まんざらでもないのかも・・・
ハワイを訪れるのに一番いい時期っていつなのでしょう？
旅先でのお天気って、思っている以上に重要ポイントですよね。
特に、トロピカルな気候が魅力のハワイ、
青い海、青い空、白い雲、そして燃えるような夕焼け・・・
ずっと暮らしていれば、色んなお天気があって当然なのですが、
旅程が数日くらいとなると、やっぱり晴れてほしい。
そこで、今回は、ハワイのお天気データを調査して、おおまかではありますが、
ハワイを訪れるのに一番いい時期っていつ頃なのか、を検証してみました。
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過去データから見たハワイのお天気
（データは主に、US気象庁、Weatherspark.comを参照しました）
ハワイの気温は、一年を通して温暖です。
華氏で70度~80度代の日が多く、これは摂氏にすると20度～31度あたり。
海水温度は華氏７５度～８０度（摂氏２３度~２７度）
冷たいと感じることもありますが、基本、年中水着で入ることができます。
肌で感じる温度には、湿度も深く関わってきます。
年間を通して、湿度は、30％～93％あたりを上下しますが、一番じめっと感じることが多いのは、9月だそうです。
ハワイのシーズン
日本のように四季折々・・というバラエティーはないものの、
トロピカルなハワイにもシーズンはあります。
雨
4月～10月中旬・・・・乾期
10月中旬～3月・・・・雨期
5月から7月が、一番ドライな季節です。
11月～2月が、最も雨の多い時期で、中でも1月は、平均25％の可能性で雨が降ります。
風
太平洋の真ん中に位置するハワイ諸島、海を渡って吹く風が、島に体当たりします。
小さな島なのですが、場所によって、風の強さに大きな違いがあるのも特徴です。
一般に、オアフ島では、東側（カイルア、カネオヘ、ワイマナロなど）が風が強い地域なので、
Windwardと呼ばれています。
東から吹いた風は、島中央の山を越え、西側に吹きおろし、
その際、山の地形、ふもとの地形、高層ビルの配置、
そういう細かい違いで、実際に吹く風のスピードは、劇的に変わります。
6月～8月・・・・強風期
この時期は、平均して、風速14.4マイル（23メートル）の風が観測され、
中でも最も風が強いのは７月で、風速16.5マイル（27メートル）まで上がります。
ハワイに暮らしていて気づいたのは、同じホノルルでも、向きによって、風の強さに
大きな差があるということ。
ビルの立地によって、山側を向いたお部屋は、ぶっ飛ぶくらいの風が吹いているのに、
同じ階の海側は、無風状態・・・という具合です。
ワイキキの街を歩いていても、ひとつの通りは、ヤシの木が、ぐわんぐわん揺れているのに、
隣の通りは、物静か・・ということがあります。
風は、雨に比べると、それほど影響がありませんので、あまり気になりません。
風の強い時期は、雨期とずれているので、強風雨に出会うということも、それほどありません。
日照時間
【余談】アメリカの州では（ハワイ州とアリゾナ州を除いて）、
Daylight Saving Timeといって、
年に２回、時計の針を１時間進めたり遅らせたりします。
サマータイムとスタンダードタイムとも呼ばれていますが、
これは、日照時間を有効に利用する節電目的で始まったシステムらしいのですが、
年に2回、寝る前に、時計を一時間、
進ませたり遅らせたりするというのが、なかなか受け入れられず、
今だに毎年、反対議案が出されているそうです。
ちなみに、2020年度は、
3月8日に、1時間時計を進ませる
11月1日に、1時間遅らせる（戻す）
（3月の第2日曜と、11月の第１日曜）
たとえば、
3月7日の夜、寝る前に、時計を1時間進ませておくのが、得策なのですが、
そうすると、3月8日の朝、6時に目覚ましをセットしておくと、
前日でいう朝5時に起きるということになるんですね～・・・
きのうまでは朝5時だった状況が、その日から6時になるんです。
（この日は、1時間睡眠時間が減る～！！って嘆く人が多い）
そのかわり、前日には午後5時に日が暮れていたのが、その日は、午後6時まで明るい、ってことになるんです。
最近のスマートフォンやテレビなどでは、
その日になると自動的に、深夜に時計を合わせてくれるように設定できるので、
「進ませるの忘れて、遅刻した～～！」とかいうハプニングは減ったようですが、
毎年、このシステムを失くそうという提案が出されるのも、わかります。
ハワイは、このシステムを導入していないので、年中同じ。
日本との時差も、年中同じ、19時間のままです。
ということで、話を戻します。
ハワイ州の日照時間
2020年で、
日照時間が一番長いのは、6月20日の13時間26分
日照時間が一番短いのは、12月21日で10時間50分
ハワイ州のサンライズ・日の出時刻
一番遅いのが、1月16日で午前7時11分
一番早いのが、6月7日で午前5時48分
ハワイ州のサンセット・日没時刻
一番遅いのが、7月3日で午後7時17分
一番早いのが、11月25日で午後5時48分
となっています。
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観光とお天気
これが一番きになるところ。
ぶっちゃけた話、ハワイ（ホノルルあたり）のお天気は、予測不能な印象が強いです。
というのも、
台風や嵐といった、天気図で一目瞭然なものは別として、
島のどこかで、晴れ・曇り・雨・風
が常に存在しているからです。
東側（カイルア方面）は風が強くて雨が多い、
と一般に言われていますが、
過去20回ほどの訪問で、雨にあったのは一回だけ。
滞在の数時間の間に、晴れと曇りが通り過ぎるのは当たり前。
西側（アウラニやパールハーバー方面）は雨が少ない
と一般に言われていますが、
ゴルフのラウンド中に、豪雨でコースが川のようになって、
ゴルフ場自体が営業中止になったことも2回ありました。
ホノルルから北上するフリーウェイ1番では、
ダウンタウンのあたり、LIKELIKE HWY（リケリケ・ハイウェイ）にさしかかると、
当たり前のように小雨が降っています。
山のふもとあたりのマノアと呼ばれる地域は雨が多く、
ワイキキは、不思議なほど晴れが多く、
そのちょうど真ん中あたりに、KING・キング大通りが東西に走っているのですが、
この通りは、別名、「雨の境界線」。
このあたりを境に、山側は雨、海側は晴れ、
ということがよくあります。
そして、キング通りのあたりは、ちょうど境界線なので、
見上げると青空、なのに、さらさらと雨が降っている、
「流れ雨」という、なんとも面白い現象が、頻繁に起こります。
「狐の嫁入り」ってやつですね。
とにかく、青空に降る雨、
というのは、けっこう気持ちいいもので、
傘もささずに、ちょっと濡れていこうか、
という気分になります。
濡れても寒くないことが多いので、
雨が過ぎれば、すぐ乾く、ということなんですね。
ハワイを訪れるのに一番いい時期を無理やりまとめると・・・
冒頭に紹介した天気データが提供されている、Weatherspark.comによると、
晴れていて、風が穏やかで、気温・湿度も過ごしやすい、
ハワイ観光に最適なお天気が期待されるのは、11月中旬から8月初旬
とされています。
中でも、1月の第3週あたりがベストとか。
ちなみに、この記事を書いている今は、1月の初旬。
先週は、毎日晴れで、風もなく、絶好の観光日和でしたが、
きのうあたりから、雨が降ったりやんだり、強風が吹いたりやんだり、
それでも、合間に青空が見えて、昨日は夕陽もきれいでした。
このように、ハワイのお天気は、その日その日で、大きく変わるので、
いつ訪れるのが一番いいかというと、答えに困ります。
ただ、3-4日も、雨が降りっぱなしで、青空がのぞくこともない、
ということは、非常にまれです。それは、ついてない・・・
実際、そういうことになった人がいましたが、例外中の例外だと思います。
台風やストームが通っているというのは別にして、
3-4日の滞在なら、1-2日雨に合ってしまうことがあっても、
大雨でないことが多く、場所によって、晴れ間が出る、と期待できます。
そういう時は、しょっちゅう空に虹がかかって、ハワイだ～～と感動します。
なので、そこまでベストシーズンに拘らず、プランを立てていいのではないかというのが、
私の印象です。
ポイントとしては、
- 猛暑が苦手なら、8-9月は避ける
- 早起きしてハイキングなど計画するなら、夜明けが早い5～7月
- 夕食前にサンセット鑑賞するなら、日没の早い11～12月
- 日本の寒さを脱出するなら、2月
- 大セールがある時期は、11月末からクリスマス後
といったように、目的に合わせた時期を選ぶというのもひとつの手かもしれません。
ということで、
ハワイの、観光旅行に一番いい時期は、
一年中～！！
と言ってしまおう。
どの時期を選んでも、それぞれに良さがあります。
どうしても外したくないイベントやお買い物などがあれば、それに合わせ、
そうでなければ、格安の時期を選んでも良し、
雨期とされている時期を選んでも良し。
それでも、アロハが溢れるこの地、ハワイは、
あなたを魅了すること間違いなしです。
HAVE A NICE TRIP TO PARADISE!
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